道をひらく 続 (2)
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PHP研究所 (1978/01)
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最初の「道をひらく」とはまた違う!【私の評価】★★★☆☆
■著者紹介・・・松下 幸之助
松下電器、ナショナル、パナソニック創業者。
●松下幸之助が、日々、どのようなことを考えてきたかが
わかる一冊です。
松下幸之助は「風が吹いても、悟る人がおるわな」と言っているように、
自然の法理、世の中の摂理というものをよく考えていたようです。
・砂糖はあまく、塩はからい。全くの正反対。だから、あまくする
ためには砂糖さえあればよいので、塩は不用に思えるけれど、
その正反対の塩をすこし入れることによって、砂糖のあまさはさらに
深味を増す。・・・対立大いに結構。・・・排することに心を労する
よりも、これをいかに受け入れ、これといかに調和するかに、心を労したい。
(p21)
●つまり、そうした人間の特性、社会の法則、自然の摂理に
従えば道が開け、逆らえば失敗するということを
悟っていたのでしょう。
松下幸之助は、そうした理屈では理解できない自然の摂理を、
『理外の理を知らなくてはならない』とも表現しています。
・起こってほしくないことが、次から次に起こってくる。・・・
因があるから果があるので、不用意、不心得の因があれば、起こっては
ならないことも起こってくる。・・・不用意、不心得を徹底的に
反省しなければならない。(p37)
●私の一番の驚きは、松下幸之助のグチをはじめて読んだということです。
松下幸之助でもグチっていたとは!!
しかし、グチを言っても、すぐに「今からでも遅くない・・・」と、
これからの自助努力を誓っています。
・計画の立てかたが悪かったのか、力以上に望みすぎたのか、それとも
しょせんは自分の意志が弱かったのか。・・・ついグチも出て、他に
罪をかぶせて、ますべきこともつい怠りがち。・・・グチは言うまい。
今からでもおそくない。今からでもおそくないのである。(p33)
●体系的ではありませんが、
松下幸之助が日々、どのようなことを考えていたのか、そして
どのような思考をしていたのか、参考となる一冊です。
組織のリーダー、国家のリーダーに
読んでいただきたいと思いました。★3つとします。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・やってはならんときには、やってはならん、
そして、やらねばならんときには、断固としてやる
これがつまり武士道というものなのである。
わが身の利害得失のみで是非善悪を論じ、出処進退を決するならば、
これは動物と大して変わりのないことになる。(p43)
・天地は日に新たであり、人の営みもまた日に新たである。だから
ほんとうは、昨日の考えは、きょうは一新されていなければならない
・・・危機とは転機の自覚のないことをいうのである。(p109)
・同じ人間である限り、自分も他人も顔の造作が大体同じであるように、
心の働きも、人によって、もともとそんなに大きなひらきのあるもので
はない。・・・そのくせ、ほんのわずかの心がけのちがい、考え方の
ちがいで、人を幸せにもし、不幸にもする。(p213)
・若き人びとよ。・・・こんどはあなたとあなたのこどもの
ための世紀を、みずからの手でつくりあげなければならない時が
きているのである。世界をどう変えるのか。日本をどんな国に
していくのか。そのなかで、自分はどんな役割を果たしていこうと
するのか。二十一世紀は、もう始まっている。(p263)
▼引用は、この本からです。
「道をひらく 続」松下 幸之助、PHP研究所(1978/1)¥914
【私の評価】★★★☆☆
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